ボルドー産ホワイトアスパラガス フランボワーズ風味のヴィネグレットソース
春を告げる野菜。色々ありますよね。
ホワイトアスパラガスもそのひとつです。
今回のホワイトアスパラはフランス・ボルドー産。日本のものより太くて長いです。
しっかり柔らかくなるまでゆでて、オランデーズソース(温製のマヨネーズ)をかけて食べるのがクラシカルな食べ方ですが、今回は食感が残るようにゆでて、香りの良いドレッシングでさっぱりと。
シャンパン・白ワインなどが合うと思います。
今回は先日ご紹介した『福寿 発泡純米酒 あわ咲き』を一杯目に合せました。
『ワイングラスでおいしい日本酒アワード』で最高金賞を獲得したこの『あわ咲き』。
審査に使用したグラスはリーデルのものだったそうなので、今回はリーデルのフルートで。
あわ咲きとドレッシングの春らしい甘味が良く合います。
ホワイトアスパラとパセリの若干のほろ苦さが味を締めて、楽しい組み合わせになりました。
【材料】
・ ホワイトアスパラガス ・・・ 4本
・ A:たっぷりのお湯
・ A:塩 ・・・ お湯に対して2%位の塩分濃度になるように
・ A:白ワインヴィネガー ・・・ しっかりと酸味を感じる位
<フランボワーズ風味のドレッシング>
・ B:塩 ・・・ 5g
・ B:コショウ ・・・ 適量(ムーラン5~6回)
・ B:赤ワイン ・・・ 30cc
・ B:白ワインビネガー ・・・ 15cc
・ B:フランボワーズビネガー ・・・ 50cc
・ C:サラダ油 ・・・ 50cc
・ C:エクストラバージンオリーブオイル ・・・ 50cc
・ はちみつ ・・・ 小さじ1
・ パセリの荒みじん切り ・・・ 適量
【作り方】
<フランボワーズ風味のドレッシング>
① ボールにBの材料を入れ、良く混ぜ合わせる。
② ①にCの油を少量ずつ混ぜながら加え、全体が均一に混ざった状態にする。
③ ②にはちみつを加え、良く混ぜ合わせる。
※ 味見をして、塩・コショウが足りないようであれば足して味を整えて下さい。
※ ミキサーを使って作る事も出来ます。その際も行程は同じです。
※ ワインボトルなどに入れて保存して下さい。使う際は良く振って乳化させて下さい。
<ホワイトアスパラガス>
① ホワイトアスパラガスの皮をペティナイフで剥く。
※ 今回のホワイトアスパラはフランス・ボルドー産です。一番太い部分で直径2.5~3cm位あります。アスパラの下半分の皮に近い部分は繊維質が強いので、厚めに皮を剥きます。剥いた後、指で触ってみてツルツルしていれば、まだ繊維質が残っているのでさらに剥いて下さい。ザラザラした感触になればOKです。
※ 国内・タイ産などの細いホワイトアスパラはピーラーで剥けば充分です。
② ①のホワイトアスパラを5分程度水に付けてアクを抜く。ホワイトアスパラの長さが同じになるように切りそろえる。
③ 大きな鍋にたっぷりのお湯を沸かす。
④ Aの沸いたら塩・白ワインビネガーを加え味を調整する。
⑤ ②のホワイトアスパラを④でゆでる。5分半~6分が目安。
⑥ ペーパーを引いたバットなどに⑤のホワイトアスパラを上げる。
【盛り付け】
ホワイトアスパラが熱々のうちにお皿に並べる。
フランボワーズ風味のドレッシングを掛ける。
パセリの荒みじん切りをホワイトアスパラに乗せる。
完成!
実は先日、旧友である福寿の頭領とお会いしました。
これからの日本酒の事、外食産業の事...。話題は尽きず、あっという間の時間。
彼は世界中を飛び回り、精力的に海外に日本酒の良さを伝えています。
そんな『福寿』のお酒。
HPがありますので、是非ご覧下さい。