2011/09/01

心のデータベース



長年に渡って、膨大な食事をして来た我々。
オフクロの味、レストランでの素晴らしい食事、ペコペコにお腹が減っていた時に食べる時の感動(いや~、本当に美味しいですよね)、寒い日に囲む鍋の美味しさ、夏のBBQの楽しさ・・・。
色々な食体験があるはずです。
楽しい食事をした思い出は、深く心に残るもの。







自分が料理をする時、
あの時食べたあの味に近づけたい、
とか、
オフクロはどんな風に料理してたっけ?
そう思いを巡らすと、ぐんと料理を美味しく作れるようになります。
そして、自分なりの料理へ展開して行ける。

僕が後輩を指導する時によく言っていたのは、
「本を読んだり、実際に料理したりして料理のメソッドを身に付けるのは、大切なこと。
それを踏まえて、今までお母さんやおばあちゃん、誰でもいいんだけど、身近に料理していた人達がどう料理していたかを思い出そう。
家庭料理とレストランでお客様にお出しする料理。質は違うけれど、料理は料理。手順や味の作り方を思い出すことで、料理が上手くなるヒントがあるはず」
「どんな時、どんな空間で、どんな人と、どんなお酒や飲み物と、どんな料理を食べた時に嬉しくなったか、楽しくなったか、刺激を受けたか、思い出そう」
という事でした。

つまるところ、
「食材-アイディア-技術-経験」を繋ぐ事が大切だという事を伝えたかったんです。
それを繋げるのは他ならぬ、料理をする自分自身である、と。

料理を作る時に「心のデータベース」に問いかけてみる。
きっと何か見えるはずです。
そして、食べ手にとって素敵な「心のデータベース」になるような料理を作れたら、素晴らしいと思うんです。

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